「どうしたら結果がでるのだろう」と繰り返してきた

チームのみんなでたくさん話をした

そして自分達に考えられることはすべてやった。

今朝の天気は曇り、路面はドライ。

しかし予選前、小雨が降りウェットかドライかの判断が難しくなる。

この判断を間違えると、タイヤ内圧のセッティングを誤ってしまう。それはつまり、このレースでの敗北を意味する。

チームはドライセットを選択し、予選へ向かう。

アタック直前、雨もあがり路面はドライ。あとはドライバーに全てを託す。

「86で結果を出す」

みんなの思いは一つだ・・・

そして衝撃の結果が待っていた。

松井孝允 ６位

みんな自然に握手をした。

ただ嬉しかった。

でも勝負はまだこれから。

今シーズン第一戦鈴鹿。松井孝允の初参戦レース。

ここでも予選は６位だった。しかし決勝では１６位に沈んだ。

同じことは繰り返したくない。

過去の自分たちを超えてみせる。

「86で結果を出す」

いよいよ明日、運命の決戦だ。