前回、レストアブログ第１弾を飾ったパブリカレストアプロジェクト！

今回からいよいよレストア作業開始当時の模様をお伝えいたします。

効率良く作業を進める為の店舗ごとセクション分担作戦！担当部位の発表です。

呉東チーム　「本店、（星井町店）、魚津店、富山南店」

エンジン本体、エンジン電装、内装、ボディー電装、燃料装置

呉西チーム　「高岡店、砺波店、富山西店、高岡西店」

      トランスミッション、デフ、ステアリング、ブレーキ、足回り、クラッチ

 ボディーサービスチーム

                      ボディー外装全般、ガラス周り

最初に呉東チームが集合し、各自が担当する部品を中心に取り外します。

先ずはやはりエンジンからでしょう。

今の車とは違いパブリカは、フロントグリルとフロントパネルが一体となって外せるので

2枚目の写真のようにエンジンの前がガラ空きになります！

（空冷式エンジンにはラジエーターが無いですからね）

エンジンハーネスや燃料配管を切り離し、マウントを切り離してしまえばそこは８００ＣＣ

の小さなエンジン。３人がかりで  “よっこいしょ!!”  でミッションごと降ろすことが出来ました。

室内ではメーターやラジオ、ワイヤーハーネスを外します。

ここで思わぬ落とし穴が！！

メーターに刺さるコネクターの大きさが、どう見ても配線の通る穴よりもでかい！

このままでは配線を室内から取り出すことが出来ないので、

仕方なくコネクターを分解することとなりました。

復元の際、配線の位置を間違えないようしっかりマーキングして写真も撮りまくります。

呉東チームのもう一つの心配事は燃料タンクです。パブリカが停まっている場所の左後ろにはいつも　”おもらし”　の跡が残っていました。この部分から出てくる液体と言えば間違いなくガソリンです！！

新品のタンクは入手不能。補修が出来るかどうか・・・

次回は呉西チーム編へ続く！