ながら運転とは…

スマートフォンやカーナビなどの画面を注視したり、

携帯電話で通話をしながらクルマなどを運転すること。

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12月1日より施行される改正道交法施行令では、

「ながら運転」の違反点数、反則金ともに引き上げられます。

改正後の反則金は約3倍となります。

それだけ問題だということでしょう。

警視庁の資料によると、ながら運転による事故件数は近年大幅に増加。

10年前には1299件だった事故件数は、2018年では2790件。

約2倍。

スマートフォンの普及も要因でしょうか…？ (。-`ω´-)

さらに…

ながら運転（携帯電話使用等）の死亡事故率は、使用なしと比較すると

約2.1倍。

ながら運転による交通事故は死亡事故につながる危険な行為。

時速60キロで走行した場合

２秒間で約33.3メートル進むとされています。

十分な車間距離を取っていても

どれだけ反射神経がすごくても

もちろん急ブレーキは間に合いません。

たった一瞬だとしても

失うものも大きいというリスクを意識しなければなりません。

さらに社会問題となっている「あおり運転」も現在、厳罰化へ向けて法整備が進められています。

あおり運転を起こしてしまうのは、心理学で言われる「ドレス効果」とも言われています。

ドレス？ドレス効果とは？

人間は着ている衣装によりその振る舞い方が変わるというもので、

普段着での振る舞いと比べ、ドレスを着た状態では態度が変わってしまう。

例えば、制服を着ることで別人格が生まれるという効果です。

スピードが速い車や車体が大きい車などに乗った場合、

その車の強さを無意識のうちに自分と重ね合わせてしまうことがあるので

ハンドルを握って性格が変わる、ということが起きやすいそう。 (|||ﾉ｀□´)ﾉ

加害者はもちろん、被害者にもならないようお気をつけください。

そして、最後に大切なのでもう一度。

自分を守るだけではなく、ヒトの命を守るため。

より気を引き締めてハンドルを握ってください。

クルマの便利さと引き換えに、命を乗せて運ぶクルマを操っている気持ちを忘れないでほしいです。