ネッツトヨタ富山 レストアの旅 東京 Ⅴ – GR GARAGE BLOG
ネッツトヨタ富山 レストアの旅 東京 Ⅴ
May 23, 2013
今回は(2ブロック)エンジンのオーバーホールをお伝えいたします。
エンジンオーバーホールに関する全般的な注意事項
部品を取り外すときは再取付時に迷わないように取り付け方向、
取り付け位置、接続先などに充分注意すること。
カムシャフト
※ カムの摩耗を念入りに点検
・カムシャフトジャーナル部外径(新品時) 24,99~25,0mm
・カムシャフトベアリングのクリアランス
新品・・・・・0,02~0,05mm 摩耗限度値・・・・・0,12mm
・カムシャフト軸方向の遊び
新品・・・・・0,4~0,13mm 摩耗限度・・・・・0,16mm
・カムシャフト ギヤ バックラシュ・・・・・0,0~0,05mm
クランクシャフト取り外し
※ コンロッドキャップ番号を合わせて保管する
・クランクシャフト ジャーナル部 外径
NO.1、2、3、 メインベアリング・・・・・54,97mm~54,99mm
NO.4 メインベアリング・・・・・39,98mm~54,99mm
・クランクシャフト クランクピン外径・・・・・54,97mm~54,99mm
・クランクシャフト軸方向の遊び・・・・・0,07mm~0,13mm
ピストン ・ピストンリング ・シリンダー ・IN、EXバルブ ・バルブスプリング ・コンロッド
※ 清掃、点検(編摩耗、変形、亀裂、荒れ、焼き付き)念入りに点検
エンジンベアリング(メタル)
疲労、異物による傷、過度の摩耗、馴染み
オイル不足による不具合 ⇒ オイルクリアランス点検(プラスチゲージ幅で測定する)
エンジン付属のカバー錆取り塗装
エンジン冷却ファン、カバー等
次回はエンジン組み立てです。