カルマンギア Type1 – GR GARAGE BLOG
カルマンギア Type1
Jul 14, 2013
こんにちは!レストアブログです。
今回は、当社レストア活動の次回ベース車両になるであろう、
フォルクスワーゲン カルマンギア Type1をご紹介します。
カルマンギア(Karmann Ghia )とは、ドイツの大衆車フォルクスワーゲンをベースとして開発されたスポーティーカーです。
イタリアのカロッツェリア・ギアのデザインを基に、ドイツのコーチビルダーであるカルマンがボディを生産、これにフォルクスワーゲン量産車のコンポーネンツを組み合わせる合作により誕生した車で、ネーミングの由来もカロッツェリアとコーチビルダー両者の社名を組み合わせてカルマン・ギアとなりました。east jump
タイプ1(ビートル)をベースとした「1200」が1955年に発表され、
その後タイプ3をベースとした「1500」・「1600」が1961年に発売されました。
フォルクスワーゲンをベースとしているため比較的安価で、メンテナンスも容易。
パワートレイン仕様は通常のフォルクスワーゲンと大差なく、走行性能は通常型フォルクスワーゲンをやや上回る程度で、決して飛び抜けた高性能ではなかったが、車高が低くスタイルがよいため、スポーツカー的な感覚を気軽に味わえる「プアマンズ・ポルシェ(貧乏人のポルシェ)」と評されました。
市場では一定の人気を保ち続け、累計40万台以上が造られたため世の中に存在するパーツも多く、
レストアにはもってこいの車両です。
最近では、Disney PIXAR の映画 カーズ2 に
イギリスの諜報員「フィン・マックミサイル」役で登場しています。
カーズ2の中でスパイが使う合言葉をご紹介
「カルマンギアにラジエーターなし」・・・「空冷だもの」 (^o^)丿