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1988年式 ST165 セリカ② – GR GARAGE BLOG

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1988年式 ST165 セリカ②

Dec 5, 2019

GR Garage富山新庄レストアです。

 

前回のブログ「1988年式 ST165 セリカ①」の続きです。 

前回のブログでは燃料タンクのサビを確認したところまでお伝えしましたが…

⇑ before ⇑

こちらが特別な方法でタンク内のサビ取りと洗浄を行ったあとの画像です。

⇓ after ⇓

下の写真が今回の不具合の真因であるサブタンクへの入り口と通路(パイプ)を分かりやすくした画像です。

見た目はとても綺麗になりましたが、サブタンクへの通路の中は目視では確認出来ない為、ワイヤーやケーブルなど、ある程度の固さが有って湾曲するものを使って通路の通りを確認します。

使用したツールは、最近整備をした「カルマンギア」から不要になったスピードメーターケーブル!

最初は通路内でワイヤーがひっかかっていましたが、何度もチャレンジすると見事にワイヤーが貫通!

まるでカテーテルを使った手術のようですが、これで確実に通路内にガソリンが流れるようになるでしょう。

今回の不具合は、溜まったサビがこの特殊な構造に悪さをしたのが原因でした。

 

燃料ポンプは作動していましたが、サビが酷かったのと予防の為に新品(純正品は生産終了のため汎用品を使用)に交換!

センダゲージは綺麗に清掃して再使用します。

パッキン類は全て新品です。

タンクも元通り復元し、現象確認

不具合は直ったかな~

キュンキュンキュン ブルルン~♬

無事にエンジンは始動し、その後ガス欠症状によるエンストは発生しなくなりました♪

不具合解消!!(^^)/

 

今回の作業はレストアとは少し違うかもしれませんが、年数を重ねたお車特有の不具合ではないかと思います。

レストアとは行かないまでも、他ではなかなか診てもらえないお車の診断や、長く大事に乗り続けたい大切なお車のメンテナンスは、お気軽にGR Garage富山新庄へお問い合わせください。

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