MS110 クラウン 2ドアHT レストア – GR GARAGE BLOG
MS110 クラウン 2ドアHT レストア
May 24, 2020
GR Garage富山新庄 レストアです。
現在レストアピットに入庫しているお車のご紹介です。
今回ご紹介するお車は昭和55年式(1980年)トヨタ クラウン MS110
2000 EFI スーパーエディション この型で最後となった貴重な2ドアハードトップです。

≪トヨタ企業サイトより引用≫
約5年ぶりにフルモデルチェンジして1979年9月に発売した6代目。ボデーデザインは、先代から引き継いだ直線的なスタイリングをさらに洗練させ、4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、ステーションワゴン、バンの5種で構成。4ドアピラードハードトップは、ドアガラスを閉めた状態でセンターピラーが隠れて見えるスタイルとした。これは好評を博し、1980年代以降は「クラウン」の標準スタイルとなった。
パワーユニットは従来からの2.6リッターを拡大して2.8リッターとした5M-EU型を筆頭に、2000ccEFI(M-EU)、2000cc(M-U)、2200ccディーゼル(L)の4種。ギヤボックスや、サスペンションなどの機構も先代から継承した。フォーマルサルーンに相応しく装備は一段と豪華にし、最上級モデルの2800ロイヤルサルーンには“マイコン”を組み込んだクルーズコンピューターをオプション設定した。1980年10月にはトヨタ初のターボチャージャー付である2000ターボを追加。1981年8月には、「ソアラ」「セリカXX」と共通のDOHC2800ccユニット(5M-GEU)搭載車を2800ロイヤルサルーンに加えた。同時に、ターボチャージャー付以外の直列6気筒SOHC、2000ccユニットは長年使い慣れたM系から、新世代の1G-EUに代わった。1982年8月にはディーゼルを新しい2400ccユニットに換装した。

ご用命内容は劣化部品のメンテナンス及びクリーニング!
ボデーに関しては修理の必要が無くとても綺麗な状態でした。
入庫のきっかけは、旧車をメンテナンスしてくれるお店は無いかとインターネットを検索していたところGR Garage富山新庄を発見したとのこと!
遠路はるばる滋賀県からご入庫して頂きました。
ありがとうございます。
エンジンルームの状態

大きな劣化は有りませんが、長い年月を経ているパーツはやはり新車当時の艶を失っています。

外せる部品を外し、パーツの状態を確認しながらメンテナンス又は部品の交換作業を進めてまいります。






エンジンルームの作業を進めている間に、室内のメンテナンスも同時進行。

インパネ部分に経年劣化による亀裂が発生しているのですが、残念ながら新品の補給品は入手不可能!!

そこで内装修理のプロに力をお借りして、現状のインパネを修理します。


ご覧の通り、傷がほとんど分からなくなりました!

次回へ続く。