昭和47年式(1972) セリカ 1600GTV レストア – GR GARAGE BLOG
昭和47年式(1972) セリカ 1600GTV レストア
May 27, 2020
GR Garage富山新庄 レストアです。
GR Garage富山新庄レストア入庫車両のご紹介です。
昭和47年式(1972)トヨタ セリカ 1600GTV

≪トヨタ企業サイトより引用≫
※車名のセリカとは、スペイン語で「天の」「天空の」「神の」「天国のような」という意味 。 通称は『ダルマセリカ 』

日本初の“スペシャルティカー”として登場した「セリカ」は、既存のセダンベースのクーペにはなかった、セダンから独立した外観と車名を備えていたことに加え、ユーザーが自分の好みに応じてクルマを仕立てることができる、フルチョイス・システムを採用したことで大きな話題となった。
2ドアハードトップクーペボデーに、1400ccと3種類の1600ccエンジンを搭載し、トランスミッションは4または5速MTと3ATが用意された。基本グレードは下から、ET、LT、ST、GTの4種類。顧客は、エンジン、トランスミッション、内装、外装、アクセサリーなど様々な仕様を嗜好に合わせて選び、自分だけの1台をつくり上げることができ、価格は57万円から100万円まで幅があった。「セリカ」は、同時に登場したファミリーセダンの「カリーナ」とプラットフォームを共用したが、「セリカ」には当時の日本ではまだ珍しいDOHCエンジンをGTモデルに搭載し、高性能エンジンを身近なものとした。
このフルチョイス・システムは、1964年に登場したアメリカの「フォード マスタング」が導入したもので、「マスタング」の大成功に触発され、「シボレー カマロ」や「ポンティアック ファイアバード」、「ダッジ チャレンジャー」など多くのライバルが出現した。アメリカではこのようなセダンのプラットフォームを用いて生まれた廉価スポーティ車はポニーカーと呼ばれた。
入庫のきっかけは今年2月にパシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ」

GR Garage富山新庄ブースへ来場されたお客様にチェイサーとヨタハチを気に入って頂き、ご自身が保有してらっしゃるセリカもレストアして欲しいとのご依頼から今回の入庫となりました。
ご依頼内容はボデーからエンジン、内装に至るまでのフルレストアです!
お客様の愛車を引取りに行った時の様子。

外装色はとても綺麗な状態のホワイトですが、エンジンルーム内を見るとグリーン(純正色名はソウルオリーブ)

元のグリーンからホワイトに全塗装してあるんだろうなぁ…
と思いながらエンジンルーム内のコーションプレートを確認すると….
カラーコードが「421」??? グリーンは「6**」のはず…

当時の資料を調べてみると、カラーコード「421」は「サベージ・ブロンズ・メタリック」という茶色系のカラーだったようです。
こんな感じの色かな?(^-^;

これまで2回の全塗装歴があると思われますが、今回のレストアではオーナー様の意向により、ソウルオリーブ という名のグリーンにお色直し致します。(#^^#)

今後のレストアの様子を随時お伝えしてまいりますのでお楽しみに~♬

次回へ続く