【魚津店】研究論文(?) – STAFF BLOG
【魚津店】研究論文(?)
Jan 25, 2018
プリウスの冷寒時における燃費の悪化に関する一考察
プリウスユーザーの皆さんこんにちはプリウスユーザーの魚津店のK です。
毎日寒い日が続きますが皆さんの愛車の調子はいかがでしょうか?
最近プリウスにお乗りのお客様と以下のような会話がありました。
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営業スタッフK
プリウスの調子はいかがですか?
お客様A様
調子は良いけどスタッドレスタイヤに交換するとすごく燃費が悪くなったよ
やっぱりスタッドレスタイヤの影響かな?
最近ガソリン代も高いんだよね~
営業スタッフK
スタッドレスタイヤによる影響よりも
車の暖房を使用されている影響のほうが大きいかもしれませんよ!
お客様A様
えーー、でも夏に冷房を使用していた時は
こんなに燃費は悪くなかったよ!
営業スタッフK
冷房を使用するときはエンジンが冷えていても大丈夫ですが
暖房はエンジンが暖まっていないと効かないんです
冬場は走行に必要の無いタイミングでも
暖房のためにエンジンが動いている時間が長くなるので
燃費が悪くなるんだと思いますよ!
お客様A様
えーー、本当に???
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そこで、空調(暖房)がどこまで影響するものなのか気になって
マイカーのプリウスを使用して検証実験をすることにしました!
以下に検証実験についてまとめましたのでぜひご覧ください!
【検証】
A様の 『本当に???』という疑問に対して今回検証実験してみたいと思います
じつに興味深い・・・ (ガリ●オ風に・・・古っ)
【仮説】
冷寒時でも暖房を使用しなければプリウスの燃費は落ちない!
【実験条件】
調査日 平成30年1月某日
場所 北陸自動車道 魚津IC ~ 金沢西IC
(走行距離 約90キロ)
使用車 2017年式 プリウス S Safety Plus
条件 走行モードは 『ECOモード』
レーダークルーズコントロール使用
設定速度は 時速90キロ
(EV走行比率を上げるためにあえて時速90キロ設定に)
往路 魚津IC ~ 金沢西IC
空調(暖房) OFF
復路 金沢IC ~ 魚津IC
空調(暖房) 最大風量
【実験時の状況】
往路は午前11時出発。昼間でも外気温は4度と絶好調な条件で天候はくもり。
平日のため、北陸道はガラガラでほほレーダークルーズコントロールで走行し、
アクセルとブレーキ操作は2回ほどで金沢西ICに到着。
復路は午後6時出発。夕方ということもあり外気温は1度で天候は雪。
何とか小矢部ICまではレーダークルーズコントロールで走行するも、
車両に雪が付着しレーダークルーズコントロールが使用不可に。
マニュアル操作の上に雪のため時速80キロ前後の速度での走行となり
往路と復路で走行条件をあわせることが出来ない状態で魚津ICに到着。
K大学のようなデータの捏造・改竄はありませんよ(笑)
【実験結果】
(走行距離、燃費はメーター表示を使用)
往路・・・・走行距離 90.7キロ
空調(暖房)未使用
燃費 29.3km/L
復路・・・走行距離 90.5キロ
空調(暖房)最大風量
燃費 24.1km/L
今回の実証実験の結果、冷寒時に暖房を使用することで
約5.2km/L(17.7%)の燃費の悪化が見られました。
つまり、空調(暖房)を抑えれば冷寒時でも燃費は伸びる
ということがわかりました。
【結論】
冷寒時でも暖房をつけなければ燃費は落ちない!!
【まとめ】
今回の実証実験の結果はいかがでしょうか?
冷寒時の燃費の悪化に納得がいかない!
と思われる方はぜひ空調(暖房)をとめてみてください。
最近ガソリン代も高騰していますので
燃費の良い走行をしてみませんか?
【追伸】
試されたい方は自己責任でお願いしますね。
風邪をひかれないようにご注意ください!
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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