2002年に生産終了してから17年ぶりに新型が登場です！新型スープラは、スポーツカーシリーズ｢GR｣初のグローバルモデルとして、トヨタとBMWとの包括提携により誕生したモデルです－。

トヨタ・新型スープラ SZ@フロントビュー

※こちらは、直列4気筒エンジン（2.0Lツインスクロールターボエンジン）を搭載するベーシックモデル「SZ」です。先行展示されました直列6気筒搭載モデル「RZ」とは異なり、「SZ」は、17インチアルミホイールやファブリックシート（マニュアル式）等を備えていまして、スタンダードな仕様となります－。

エクステリアでは、GRモデル共通となる「アクリル+ブラック仕様」のトヨタエンブレムが装着されています。新型スープラには、特徴的な「6灯式LEDヘッドランプ」が搭載されていまして、縦に2つ並んだLEDユニットが3列配置。中央部にはレッド色のアクセントが加わりますので注目です！ また、こちらには、L字型に配置されたLEDランプ（クリアランスランプ、デイライト、ターンランプ）も備わります。

ヘッドランプユニットのボディ中央側には、LEDコーナリングランプも備わっています。ロアグリルは、バンパー中央口が大開口仕様となっていまして、主な吸気口となっています。サイド部は、上側はフラップタイプとなっていまして、サイドへの空気抵抗を制御。特徴的なヘッドライト下部の窪みをはじめ、サイドへと立ち上がる形状のフロントアンダースポイラーのデザインも気になるポイントですよねっ！

新型スープラは、先進の安全技術も充実していまして、ロアグリル（運転席側）には、ミリ波レーダー、フロントウインドウ上部には単眼カメラが搭載！…プリクラッシュ（歩行者・自転車運転者（昼間時））やレーンディパーチャーアラート、ブラインドスポットモニター、アダプティブハイビームアシスト、レーダークルーズコントール、クリアランスソナー、リヤクロストラフィックアラートが全車標準装備です！

新型スープラのパワートレインは、「RZ」に搭載されています3.0リッター直列6気筒エンジンの他、こちらの「2.0リッター直列4気筒エンジン（B48型）」も搭載されています。4気筒モデルには、258PS仕様（SZ-Rグレード）と197PS仕様（SZグレード）の2つのチューニングが用意されています。

【エンジンスペック（2.0L 直列4気筒エンジン：B48）@SZグレード】

■最高出力：145kW（195PS）/4500rpm■最大トルク：320Nm（32.7kgf・m）/1450-4200rpm■0-100km/h加速：6.5秒■WLTCモード燃料消費率：12.2km/L

※前後重量配分は理想的な50:50！スポーツモード、トラクションモードも設定されています。

サスペンションシステムは、フロントに「マクファーソンストラット式」、リヤに「マルチリンク式」が採用されています。こちらのSZには備わりませんが、ドライブモード等に応じてショックアブソーバー減衰力を変化させる「AVS」がSZ-RとRZに採用されていますのでこちらも要チェックです。そして、ホイール取付部にも注目でして、国産車に多く採用される「ナット」ではなく、欧州車で多く採用されている「ボルト」仕様が今回導入されています！…ホイールは、17インチ、18インチ、19インチがグレード毎に設定。

新型スープラには、2000GTから受け継ぐ「ダブルバブルルーフ」が採用されています。2つの膨らみが特徴的なデザインとなっていまして、空力特性を高めてくれます。また、フロントのAピラー部がブラックアウト化されている点も。…4気筒モデルでは、ドアミラーが「ピアノブラック塗装」となります（6気筒モデルでは「マットブラック塗装」+ベース部がピアノブラック塗装となり、差別化されています）。

2シーターモデルならでのコンパクトなキャビンに、ロングノーズ&ショートデッキスタイル、ショートホイールベース、ワイドトレッドにより、スポーツモデルらしいスタイルとなっています。ボリューム感のあるフロントフェンダーやサイドパネルも躍動的で存在感がありますよね！走りを高める軽量化・高剛性ボディも注目で、アルミニウムと鉄が最適配置された骨格構造等により、接合強度が高められています－。

　　　　

 リヤも特徴的なスタイルとなっていまして、トランクパネルは大きく立ち上がったスポイラー形状となっています。また、ドアパネルからリヤフェンダーにかけてボリュームを持たせたデザインは、トランクパネルまで通ずるデザインとなっていまして、滑らかなボディラインに力強く安定感のある印象を与えてくれています。…この他、LEDハイマウントストップランプは、広大なリヤウインドウ上部に配置されています－。

LEDリヤコンビネーションランプは、レッドレンズが用いられた引き締まった細身のデザイン！フェンダーの形状に合わせた外側へと張り出すデザインが特徴。フェンダー部に縦に配置されたプレスラインとガーニッシュにより立体的で、ワイドな印象に。ターンランプは、ロの字型の中央部が点灯します。

リヤディフューザーの中央には、「LEDリヤフォグ・バックアップランプ」が内蔵されています。こちらも全車共通デザインとなっていまして、レンズ部はドット形状の点灯となるカバーが備わります。デュアルテールパイプは、6気筒モデルと4気筒モデルで口径が違うので要チェックです！6気筒モデルでは直径100mm（ヘアライン仕様）、4気筒モデルでは直径90mm（クロームメッキ仕様）となります。

続きまして、インテリアは、先代のドライバーを中心としたインパネデザインから最新の水平基調となり、モダンで上質的に。また、最新モデルならではの先進的な装備が充実していますよ～！今回、「8.8インチTFT液晶式メーター（デジタルスピードメーター）」をはじめ、「電動パワーステアリング」、「パドルシフト」、「Toyota Supra Connect HDD ナビゲーションシステム」等が採用となります。

大型のフィンガーレストが備わる「本革巻き3本スポークステアリングホイール」が装備されています。

こちらにはブラック加飾やステアリングスイッチも備わり、さらに快適性を高めた仕様となります。また、パドルシフトの操作部も大きく操作しやすく配置されています。新型では、全車でHDDナビゲーションシステムが標準装備となりますので、インパネ中央には8.8インチタッチディスプレイも搭載！

オーディオシステムには、こちらのSZでは「4スピーカー」が採用され、SZ-R及びRZでは「JBLプレミアムサウンドシステム 12スピーカー」が備わります。また、タッチディスプレイ下側には、オーディオ操作パネルとエアコン操作パネルが備わり、運転席側には、エンジンスタート/ストップスイッチが備わっています。…ヘッドライト操作は、運転席右側に配置されたスイッチパネルにて操作となりますので注目！

センターコンソールに備わるオーナメントパネルも6気筒、4気筒で異なっていまして、こちらの4気筒モデルでは「ダークシルバー塗装」が採用され、6気筒モデルでは「カーボン調」となります。また、アクセルペダルは、従来モデルの吊り下げ式から「オルガン式」に変更されていますので要チェックですっ！

※シート表皮は、グレード毎に異なっていまして、こちらのSZでは「ファブリック（ブラック）」、SZ-Rでは「アルカンターラ+本革（ブラック）」、RZでは「アルカンターラ+本革（イグニッションレッド）」に。

【ラインアップ@新型スープラ】＜2.0L直列4気筒＞■SZ■SZ-R　＜3.0L直列6気筒＞■RZ

※新型スープラには、車載通信機DCMが全車に標準搭載されていまして、スープラ専用のコネクティッドサービス「Toyota SupraConnect」が提供されますのでこちらも要チェックです！車両の遠隔操作・確認やバッテリーガード等にも対応しています（専用アプリ等によりスマートフォンから操作）。