【高岡店】日常点検について – STAFF BLOG
【高岡店】日常点検について
Nov 17, 2021
こんにちは!高岡店サービス松下です。
今回は日常点検について説明させていただきます。
日常点検は知らない方も多いと思いますが法律で義務付けられており、点検すべき場所を目視などで確認する必要があります。
しかし守らなかったときの罰則はなく、点検しているかの確認手段もありません。
それでも、道路を安全に走行するために、必ず点検は実施すべきであることは覚えておいてください。
点検部位は大きく分けて3つあります。
1、エンジンルーム
エンジンルームで点検する場所は主に、液体の残量です。
確認する液体は、ウォッシャー液・ブレーキ液・バッテリー液・冷却水・エンジンオイルの5つになります。
2、車の外装部やタイヤ周辺の点検
主にランプ類やタイヤの状態を確認していきます。
タイヤの点検箇所は、空気圧・損傷や摩耗・溝の深さです。
空気圧は、タイヤの接地面がたわんでいないか指で押してみたり目視で確認してください。空気圧が低すぎる場合スタンディングウェーブ現象(タイヤの接地面が異常に変形しタイヤの接地部分の歪みは波となって前後に伝わるが、波の伝わる速度よりタイヤの回転が速いと、伝播した波が重なり合って大きな波となりタイヤを変形させ熱くなってタイヤが破裂します)がおきたり空気圧が高い場合タイヤの真ん中が摩耗するセンター摩耗がおきます。
次にタイヤの損傷・摩耗を確認する際は、車の外周を回ってタイヤに亀裂や傷、摩耗がないか見ていきます。
異物がタイヤの溝に挟まっていたり、刺さっていたりしたら除去してください。
タイヤの溝の深さを見るときは、1.6mm以上あるか確認してください。
1.6mmを下回ると、スリップサインを示すマークがタイヤに出てきます。

溝が浅いまま走行していると、雨の日にハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水の膜ができ、ハンドルやブレーキなどが制御不能となる現象)といった事故を引き起こしやすくなるため、早めの交換を心がけましょう。
ランプ類の点検をする際は、運転席からウィンカーランプ・ブレーキランプ・クリアランスランプ・テールランプなどの点灯器具をすべて確認します。
明るく点灯するか、傷が付いていないかなど確認してください。
3.運転席での点検項目
主にペダルやパーキング・ブレーキレバーの効き具合、ワイパーの動作、エンジンなどを確認していきます。
まず、ブレーキペダルを点検する際は、ペダルをいっぱいまで踏み込んで、床との隙間と踏み応えが適切かを確認します。
また、ブレーキの効き具合も確認してください。
レバーの確認をする際は、いっぱいに引いたときにいつもと同程度まで引けるか、引きしろが多すぎたり少なすぎたりしないかを確認します。
ペダル式の場合は踏みしろで確認しましょう。
次に、ウインドウォッシャー液とワイパーを点検します。
ウォッシャー液を噴射してみて、向きや高さなどがおかしくないか点検します。
そして、ワイパーを動かして速度ごとに異常な部分がないか確認してください。
最後にエンジンをかけて、すぐに始動出来るか、変わった音が鳴っていないかを確認します。
エンジンが温まり次第、アクセルを踏んで低速時・加速時に異常がないかを確認したら、点検は完了です。週に1回、月に1回でもよいので車の点検を行いましょう
週に1回、月に1回でもよいので車の点検を行いましょう

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