
私たちの生活に欠かせないクルマ。
しかし、いつかは乗れなくなる日が来てしまいます。
ネッツトヨタ富山では
そんなクルマを完全な「ゴミ」にせず
ミニカーに再生する
「CAR to car PROJECT」によって
クルマを通して「資源の大切さ」を未来へ届けます。
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乗れなくなったクルマを…
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選別し再生金属に…
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鋳造してミニカーに
STORY
ストーリー

クルマを通して
「金属資源」と向き合う
日本の金属資源は少なく、多くの資源を輸入に頼っています。新しい金属の生産コスト削減や、海外からの資源輸入への依存を減らす上でも金属リサイクルは重要となっています。
ネッツトヨタ富山では、廃棄自動車の金属に目を向け、それらをただ金属材料に戻すだけでなく、クルマをはじめとした資源の大切さを伝えるモノづくりができないかを考えました。



「地元異業種」を
クルマで繋ぐ
廃棄自動車からミニカーをつくるため、富山県内企業2社にも協力いただきました。金属の種類ごとの選別工程を「HARITA」、選別した金属を使用した鋳造工程を「中村製作所」と共に行いました。
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富山に根差すトヨタ車販売店。車両販売やカーライフサポートに加え、多彩なイベントや地域貢献活動を積極的に展開し、お客様へ「安心」と「クルマの楽しさ」を提供しています。
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廃棄物の収集から処理・リサイクルまで一貫して担う環境ソリューション企業。「世界に循環を、あなたと幸せを」を企業理念にアルミや廃プラ、太陽光パネルの循環技術で持続可能な社会と地域発展に貢献をめざします。
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昭和20年より、富山県高岡市にて鋳造業をおこなう。仏具や香炉などの美術品を長年製造する中で培った「ロストワックス鋳造法」は、通常よりも精密な形状を鋳造で表現することができ、全国から多様な依頼を受ける

小さなクルマを通して
「資源の大切さ」を未来へ届ける
CAR to car PROJECTでは、再生金属からつくったミニカーを組み立てキットにし、子どもたちが組み立てるワークショップを開催しています。
小さな金属のクルマが、「資源の大切さ」の学びに繋がり、豊かな未来へのバトンとなると信じています。


PRODUCTION PROCESS
完成するまでのプロセス
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1 自動車が廃棄される
大切に使われ、日々の生活を支えた自動車が役目を終え、廃棄されます。
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2 破砕選別
廃棄自動車は大型の破砕機に投入し、細かく破砕されます。
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3 金属を仕分ける
破砕した金属を再生できるように、種類ごとに自動で選別をします。
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4 再生金属を変換する
選別した金属は一度溶かし、不純物を取り除くことで、再生金属となります。
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5 ロストワックス鋳造
再生金属を使用し、ロストワックスと呼ばれる精密な鋳造技術でミニカーを作ります。
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6 仕上げ加工を施しミニカーに
鋳造されたミニカーに研磨などの仕上げ加工を施し、ミニカーのキットの完成です。

CONTACT
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人事総務G 川口 裕功