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#123_VITZ&86の大奮闘記! – CLUB ACTIVITY BLOG

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#123_VITZ&86の大奮闘記!

Apr 23, 2019

1コーナー イン側から攻める#123_VITZ


2コーナー立ち上がり #123_VITZ


13コーナー進入 #123_VITZ

●VITZ決勝レース結果

#123 NETZ TOYAMA Racing VITZ : 36位→34位

VITZ 初の公式戦デビューとなる#123ドライバー山口竜也

普段はネッツトヨタ富山の砺波店のエンジニアをしている。

車が大好きで、愛車はVITZ GRMNに乗り、週末は地元おわらサーキットへ足を運ぶ根っからの走り屋だ。

地元富山からは、日々応援してくれている母と祖母が駆け付けその瞬間を見守る。

フォーメーションラップが終わり、グリーンシグナルが点灯。

そして全てのグリーンランプが消えブラックアウトスタート。

全マシン、アクセル全開で1コーナー向かって突き進む。

その数、全54台。 1回のレースでこれだけの台数が出走するのは間違いなく日本でこのVITZワンメイクレースだけだろう。

#123_VITZもスタートが決まり順調にスタートする。

レースというのは、前後左右に車両がひしめき合う状況下でクラッシュや車両同士の接触を回避しながら速く走らないと行けない。 プロのドライバーや経験豊富なベテランなら未だしも、レース初デビューの山口竜也にとっては今まで味わったことのない未知の領域だ。

それでも果敢に前方車両を攻め続け、接触することもなくとてもクリーンなレースを見せてくれた。

さらに自分の力で1台をパスすることにも成功。

そして規定周回数の8LAPを消化しチェッカーとなった。

富山から応援に来た祖母も目の前で見た孫の奮闘ぶりに、思わず涙を流していた。

レース直後の山口竜也は、さっきまでの不安な表情は全くなく、やりきった笑顔、不安に打ち勝ち自信付いた表情だった。

とても清々しい気分になる良きデビュー戦だった。

ライバルとバトルを繰り広げる#123_86


スタート直後の1コーナー アウト側から進入する#123_86


13コーナー立ち上がり 超接近戦 #123_86


レクサスコーナー進入 #123_86

●86決勝レース結果

#123 NETZ TOYAMA Racing 86 : 25位→11位

                  1ヒート目 25位→15位
                  2ヒート目 15位→11位

一方、昨日の予選ではまさかの結果となった#123_86 松井孝充。

昨晩のチームクルーとの懇親会では、明日は開き直って思いっきり行きます! と、気持ちを切り替えて明るい笑顔で語っていた。

今大会は初の2ヒート制の導入。 全エントラントが 今までの経験値と想像力をフル回転させ、未知の領域でどう戦うか作戦を考えている。

25位スタートの#123_86。 表彰台は現実的でない今、確実にポイントを獲得するという事に目標を修正していた。

1ヒート目でどこまでジャンプアップできるかが勝負の別れ道だ。

予定時刻通りにフォーメーションラップが開始され、グリーンシグナル点灯→ブラックアウトスタートをする。

TGRコーナー→2コーナー→Aコーナー→100R→アドバンヘアピンと怒涛の勢いで追い上げを見せる#123_86。

周回を重ねるたびに前方車両を追撃し、順位が上がっていく。

最終的には16番手まで上がり、大きな成果を上げることとなる。

その後、上位陣のペナルティーによりさらに1番手ランクアップし、正式結果は15位となる。

ポイント獲得は10位からだ。

これなら行けるとチームクルー全員が思った。

13コーナー 後続車両に攻められる#123_86

続いて2ヒート目。

午前ととは違い曇り空で今にも雨が降りそうな天気となった。

最低後5台をパスすればポイントが付与される。 この勢いなら絶対に取れるはずだ。

ブラックアウトスタート

1周目 ここでいきなり#123_86は、一気に5台をパスし10位に順位アップ

チームクルー全員が興奮した瞬間だった

「行け、孝充!」 全員が心の中で祈った。

そして全員、胸の高鳴りを必死で抑えて、息を止め静かに見守った。

さらに1台パスし9位へ。

後続車両も果敢に攻めて来る。一進一退の攻防戦が続き、9位→10位→9位と攻めては攻められながら、9位の状態でファイナルラップへ突入する 。

しかし、ここで衝撃の結末を迎える

1コーナー。 少しオーバースピード気味で進入しアウト側に少し膨らみながらコーナーリングをする#123_86。 次の瞬間、コーナー立ち上がりで後続車両2台がなだれ込み2番手順位を落としてしまう。

その後、必死に攻め続けるも11位でチェッカーとなる。

ポイント獲得は果たせなかったが、プロドライバーが犇めき合うこのクラスで14番手も順位を上げれたことは非常に大きな成果だった。

こうしてNETZ TOYAMA Racingの富士スピードウェイでの戦いが幕を閉じた。

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