先にご紹介しましたガソリンモデルの「G」グレードに続きまして、今回は、ハイブリッドモデルの最上級グレード「Z”Leather Package”」です！

こちらの「Z”Leather Package”」は、上級グレード「Z」に、本革シートや助手席パワーシート、ステアリングヒーター等が装着される豪華なインテリアが特徴の”Leather Package”が組み合わされた最上級グレードです。→「Z」及び「Z”Leather Package”」専用装備が多数採用されていますのでこちらも注目っ！

ボディカラーの「プレシャスブラックパール」も注目でして、ベース色の第2層目の顔料でアルミ片の並びを整える技術が採用されていまして、光の加減でプレスラインを強調させるとともにボディ面の奥行き感を演出。また、クリア塗装には細かな傷を自己回復（塗膜を弾性により回復）させる「セルフリストアリングコート」も採用されています。

こちらはハイブリッドモデルということで、フロントエンブレムには、ハイブリッド車専用エンブレム（シナジーブルー仕様）が採用されます。従来モデルではフロントフェンダー左右にHYBRIDエンブレムが装着されていましたが、新型ではバックドアのHYBRID SYNERGY DRIVEエンブレムのみとなりました。

足元には、「225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール（高輝度シルバー塗装）」が装備されています。こちらは、「Z」及び「Z”Leather Package”」専用デザインが採用されていましてプレミアムな装いに！また、グレード毎にホイールデザイン（ホイールカラーも含む）とサイズが異なりますので注目ですよ～！

そして、スマートエントリーも「Z」系グレードのみですが、後席側からもアウタードアハンドルで施錠・解錠が可能な「スマートエントリー（後席）」が採用されていまして、全ドアで施錠/解錠が可能となっています（S、G、G”Leather Package”は運転席・助手席のみ）！→キーを持った状態であればアウタードアハンドルを握る/触れるで、施錠/解錠が可能です。リヤドアハンドルには、タッチセンサーが追加されます。

　

新型では大型ガラスパネルが採用される「調光パノラマルーフ」がメーカーオプションにて設定されています。こちらには、スイッチ1つでガラス面を調光・透過を切り替えられます（オーバーヘッドコンソール部分に操作スイッチが装備。電動シェード付き）。また、音声認識操作（T-Connect契約が必要）にも対応しています。

ちなみに、こちらの調光ガラスは、AGCが開発した「WONDERLITE Dx」というもので、量産車では世界初採用となります。自動車用外装ガラス向けでは調光機能の切替速度は世界最速！→この調光機能は、ガラス内のフィルムに特殊な液晶粒子が入っていまして、通常時は粒子がランダムに配置され不透明な状態で、電流を流す（電圧をかける）ことで一瞬で粒子が同じ方向に整列することで透明に変化します！→フィルムは九州ナノテック光学製です。

こちらの展示車両には、「パノラミックビューモニター（シースルービュー機能付）」が装着されています。フロントグリル中央部、ドアミラー下部（左右）、バックドアの4か所にカメラが備わり、今回、新たに、バックカメラにクリアな視界を保つ為、ウォッシャー機能が追加されていますよ～！→上級グレード「Z」と「Z”Leather Package”」のみのメーカーオプション設定となります。

リヤルーフススポイラーは、「Z」及び「Z”Leather Package”」は専用加飾となりまして、上部が「カラード」、サイド部が「ピアノブラック塗装」の2トーン仕様となります。同時に、ルーフスポイラー幅いっぱいに広がるLEDハイマウントストップランプ（ロングタイプ）もZ系グレード専用装備として装着となりますので要チェックです！

ハイブリッド車のパワートレインには、高い燃費性能と動力性能を実現した「2.5Lダイナミックフォースエンジン」が搭載。高圧縮化、ロングストローク化、高効率吸気ポート、直噴インジェクタ、VVT-iE（電動連続可変バルブタイミング機構（吸気側））が採用され、高出力化と燃費性能の向上が図られています。

【スペック@2.5Lハイブリッドシステム】■システム最高出力：＜2WD＞160kW（218PS）、＜E-Four＞163kW（222PS）■WLTCモード燃料消費率：＜2WD＞22.3km/L、＜E-Four＞21.6km/L■平成30年排出ガス基準75%低減レベル認定車（☆☆☆☆☆）■2020年度燃費基準+50%達成車■ハイブリッドトランクアクスル（電気式無段変速機）

ハイブリッドモデルには、EVドライブモード（センターコンソール部に操作スイッチが備わります）が設定されています。こちらを選択しますと、モーターのみでの走行も可能となります。ドライブモードは、ガソリン車同様に3モードが設定されていますのでこちらも要チェックですよ～！

続きまして、インテリアではステアリングホイールに注目。こちらの”Leather Package”には、「ステアリングヒーター」が標準装備となっています。→チルト&テレスコピックステアリングは、電動（オートチルトアウェイ&リターン機能付）が、G及びZ、同グレードの”Leather Package”に標準設定となります。

　

そして！「Z」及び「Z”Leather Package”」には専用装備としてまして、「カラーヘッドアップディスプレイ」が備わっています。ウインドシールドガラスに投影するタイプ（高輝度表示仕様！）で、車速やナビ表示、レーダークルーズコントロール作動状況等の車両情報等も表示可能となっています。

メーターパネルは、ハイブリッドモデル専用デザインとなっていまして、左側にはハイブリッドシステムインジケーターが備わります。メーター針は、全て、ハイブリッドモデルを印象付けるブルー色に！…運転席横スイッチパネルには、パワーバックドア、ステアリングヒーター、パノラミックビューモニター、VSC&TRC OFF、AHS用スイッチが装備されています。

今回、ハイブリッドモデルには、ドアの開閉や各シートの着座状況、バックルの着脱等から、乗っていない席を判断して、空調を抑制する機能を備えているのもポイント（左右独立温度コントロールフルオートエアコン：S-FLOW（運転席集中モード付））！また、「Z」及び「Z”Leather Package”」のコントロールパネルには、「静電タッチタイプ」が採用されています。

そして！ハイブリッドモデルでは、フューエルリッドオープナー（給油口解錠スイッチ）は、ボタン仕様の「電気式スイッチ（ガソリン車では、手動式レバー）」となります。この為、運転席右下のオープナー周囲のパネル形状もガソリン車とは異なります。

新型ハリアーの特徴でもあります12.3インチディプレイを採用する「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」が、「Z」と「Z”Leather Package”」には標準装備されています。ディスプレイは、ナビ及びオーディオ操作の他に、エアコンやドライブモードセレクト等の車両設定まで操作が可能となっています（トヨタマルチオペレーションタッチ）。→G、G”Leather Package”はメーカーオプション設定。

新型では、こちらのSDナビゲーションに「JBLプレミアムサウンドシステム」が同時に装備となり、9スピーカー仕様（JBLロゴ入！専用12chアンプ搭載）。この他、ETC2.0ユニット、TV（フルセグ）、USB入力、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。

＞＞G及びZに設定されています「”Leather Package”」には、「運転席オートスライドアウェイ」が備わります。→パワースイッチOFF時及びシートベルトを外した際には、運転席が後方へスライドし乗降をサポート、また、パワースイッチON時等には、シートポジションが設定した位置に戻る機能を備えています。

※Leather Packageには、この他に「ポジションメモリー（ステアリング・シート）」、「快適温熱シート+シートベンチレーション（運転席・助手席）」も備わります。また、運転席の電動ランバーサポートは、G及びZで2ウェイ仕様となりますが、”Leather Package”では4ウェイ仕様となりますのでこちも要チェックです！

　

快適温熱シート及びシートベンチレーションの操作スイッチは、フロントアームレスト内に配置されていまして、後方にスライドさせますとスイッチ部が現れます。3段階（HI、MID、LO）での調整が可能となっていまして、作動状況を確認できるインジケーターも備わります。

この他、「Z」と「Z”Leather Package”」の運転席側と助手席側のドアスカッフプレートは、車名部分が点灯する「イルミネーション付」となっています。ステンレスオーナメントはG系グレードも備わりますが、Z系グレードのプレート中央部の車名部分にはシルバー加飾が採用されています（G系グレードでは車名ベース部がブラック色）。

こちらの”Leather Package”のみに「助手席4ウェイパワーシート（前後スライド+リクライニング）」が標準装備されています（運転席は8ウェイSパワーシートが標準装備）。→標準仕様のG及びZは、運転席8ウェイパワーシート+助手席4ウェイマニュアルシートの組み合わせとなります。

リヤシートは、ハイブリッドモデル専用形状が採用されています。ハイブリッドモデルは、駆動用バッテリー（リチウムイオンバッテリー）をリヤシート下に搭載している為、運転席側の側面に冷却用の吸気口が備わります。…座面下は、樹脂製カバーで覆われ、クッション部分が薄く設計（ガソリンモデルでは吸気口が備わる位置までクッション素材が採用されています）されています。

ラゲッジルームは、ハイブリッドモデルもガソリンモデル同サイズを実現しています。フロア下も同様の仕様となっていまして、スライド式のデッキボックスが備わっています。→デッキボードの開閉は、従来のレバータイプから、紐状のタグに形状が変更されています。→Z及びZ”Leather Package”は、高級感のある合成皮革仕様！

＞＞Z及びZ”Leather Package”のデッキサイドとリヤフィニッシュには、「SUSプレート」が備わりさらに上質に。また、キーを携帯した状態で、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアの開閉が可能な「ハンズフリーパワーバックドア」も専用装備として装着されています！